瀬戸市愛知県
瀬戸市は濃尾平野の東、尾張丘陵の一角にあって、中部経済の中心地である名古屋市の北東約20kmに位置しています。
緑に囲まれた自然豊かな地域であるとともに、日本有数の陶磁器である瀬戸焼の生産地として知られ、「瀬戸物」(せともの)という名称は、この地の古くからの地名である「瀬戸」に由来しています。
街には窯垣(不要になった窯用具で作った塀や壁の総称)や焼き物を使った橋などがあり、行き交う人々の心を和ませます。

名鉄瀬戸線「尾張瀬戸」駅付近の瀬戸川沿いには、地元で生産された「せともの」を販売する多数のお店が並んでいます。

瀬戸市内には橋の欄干にやきものを使った橋が多数あります。写真は織部を使った吉田橋。

窯垣(かまがき)とは不要になった窯道具で作った塀や壁のこと。洞町(ほらまち)には新旧数多くの窯垣が残っていて、瀬戸焼の街ならではの風景が散策する人の目を楽しませてくれます。

昔ながらの商店が並んでおり、「街角ギャラリー」と称し数メートル間隔に「せともの」の置き物等が展示されています。